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日本のオーディオ製品は、基本的に、海外で高い評価を受けない。
一方で、海外の製品は日本で高い評価を受けることが多い。

音楽的であるか否か、の違いとも言われるらしい。

さて、日本にもオーディオメーカーは数多くあるが、
国内で売りたいのだろうか、それとも海外で売りたいのだろうか。
マーケティング先によって、当然、「音作りを変えなきゃならない」と分かっているはずだが。

しかし、国内と海外で、明らかに音の性質を変えてしまうのも好ましい話では無い。
某高級車の一例だが、当時海外だけで販売されて居たブランドでは、本木目の内装を使っていた、一方国内向けの同車種では木目調パネルを使っていたのではなかったかな。
このように、あからさまな差をつけるという企業姿勢は、知っている者にとってイメージの悪化を招いてしまう。
まあ、インパネなんて装飾品以外の意味は無いわけで、単なる国内版コストダウン仕様を意味するに他ならないからであるが。800万もするというのに、失礼な話である。
逆に、海外版と国内版では、道路事情が違うからエンジンの排気量を変える、ボディーサイズを変える、海外のオクタン価に合わせて圧縮比や点火時期を変える、このような仕様変更は止むを得ないだろうし、率先して取り組むことも必要だろう。


さて、本題に戻るが、「日本向け」と「海外向け」の音の違いについてである。
私の場合は、基本的に 「海外仕様」 で考えている。
表現を変えれば、国内仕様の音作りも可能であって、グレードを落とせばいいだけなので、簡単ではある。

当然のことながら、言語が違うのであるから、耳が違うのである。
皆様ご存知の通り、日本語は母音の数が極めて少ない。

あ A
か KA
さ SA
た TA
な NA

い I
き KI
し SHI
ち CHI
に NI

組み合わせによる発音のバリエーションは多いが、発音の尾部につく成分は、わずか5つしか無い。
これらの組み合わせで成り立っているだけである。
この組み合わせを再現できれば良いオーディオシステムと、より多くの母音を表現するシステムでは要求水準が違うのであるから、ユーザーが求める水準が変わるのも、至極当然と言えるだろう。


日本で受ける製品は、海外で受けないこともある。
一方で、海外で受ける製品は日本で受けやすい。
日本は、舶来品が大好きである。

だからこそ、自称ビンボーの悪徳オーディオ屋が高額品を売りつけながら型落ちベンツを転がし、ATFをヤナセで交換し、延命を図る裏では、高級外車ポルチェを乗り回して居たりするのである。
最近、オーディオの世界の悪い奴ら(複数形)は、事実と関係無く「金が無い」をアピールして「スポンサー」に切られないように類生まれなる努力をする。口が達者なので、お手の物である。
見えないところで豪遊しても、ばれなきゃ良いらしい。まさに「ゲスの極み」である。

まあ、そんな他人様のことはどうでもいいんだが、そんな奴らに振り回され、同情したり、資金を恵んであげたりと、一人の被害者が何人もの被害者を生むというネズミ講のような構図によって、末端のユーザーが不利益を被るから問題なのである。

またまた脱線したが、
日本の交通事情や、高温多湿、渋滞路という最悪の環境では、JBLウレタンエッジの加水分解が進むように、車でもゴム、樹脂系の経年劣化が進みやすいのだ。
時間が経てば、国産よりも加速度的にメインハーネスの被覆材が粉々に崩壊したり、ゴム部品の劣化が著しく、例え、ただのゴムホースに2万円の値段が付こうともユーザーは納得し、交換するのである。
そもそも、エンジンオイル量が国産車の倍であろうと、ロングサイクルでの交換が理想通りに行かないのは、この環境が過酷であることも一つの要因だろう。
平均速度が遅く、冷却が理想的にいかないのである、ここでは。
某外車のタイミングチェーンが伸びる背景にも、理想通りのメンテが通じないことを暗に意味している。


さて、工業製品としての品質が国産に劣って居ても、海外製品が選ばれるには理由がある。
国産には無い剛性、国産には無い足回り、国産には無いコントロール性、これらは、日本の道には不要である。
以前のアウトバーンのように速度無制限巡航を耐える能力は、日本の街中に必要無いのだ。
ある意味、オーバークオリティーで無用の長物。
国内の道路で、性能を十二分に引き出す走りなど、できるはずも無い。
それなのに、オーバークオリティーの余裕感を求めているのだ。

オーディオでも同じような問題が根底にあるのだろう。
日本製は壊れない、そして長く使える、性能的にも申し分ない。

しかし、外車の曖昧すぎる整備上の 「基準値」 などユーザーにとってはどうでも良く、そのフィーリングや剛性などが評価されるのだろう。
測定上は素晴らしい日本のオーディオに、感性が伴わず、熱狂的なファンを生まない事情背景が垣間見えるのである。


さあ、メーカーさんは、どちらで売りたいのであろうか。
どちら向けの水準で、自身のブランドの製品に誇りを持って、世に生み出したいのか。

ちなみに、ONKYOのスピーカーも、国内仕様という目線で考えれば、合格水準に近いだろう。
だが、海外水準としては、お話にならないのである。


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